自分のポスターを貼りながら考えていた。
僕のところの陣営で支えてくれている方々は年齢もバラバラで(自分は35歳で同級生の友人を除けば、他の方々は、60代、70代、最年長者は82歳など)、経歴やふだんの暮らし方もそれぞれの趣きのあるもので、多様性に富んでいる。12人の方に力を発揮してもらっている。
それでもポスター貼りとなると、八王子市内全部の掲示板に初日に貼り付けるのは大変で、僕も自転車で八王子全域を貼り付けて回った。
自転車を漕ぎながら考えていた。
自分のポスターにキャッチフレーズとして書いてある、”気づける政治”って、なんだ?
日頃大切にしている考えだから書いたのだが、改めて問いかけられると、この言葉はもっと考えを深められる。
気づける人間でありたいと意識している。日常生活ではそうなれてると思う。
“気づける”とは、不備や不満点に気づき、悪いところをこまめに改善していく行動ができること、だ。
悪いところに気づかないぐらい鈍感なのは良くないが、気づいたとして行動を起こすにはフットワークが軽くないとできず、努力が要る。
努力が欠けていると、気づけない人間、気づかない人間、気づいてるけど見て見ぬフリする人間になりがちだ。僕だって正直、気を抜いてるとそんな人間になってることはある。至らない瞬間は誰だってあるだろうと思う。そうだとしても、気づける人間であろうと努めることが大事なのだ。
日常生活で気づける人間であるから、政治家としても、気づける政治家であり続けたいと志している。
社会の不備や不満に気づき、悪いところを直そうとこまめに行動を起こせるひと。そんな働きのできる人間でありたい。
今日は夕方に駅に立ってご挨拶していた。選挙期間は1週間なので、この期間だけは、騒がしくすることを許していただきたい。選挙ビラを配布するのを手伝ってくれた友人は、今日の方が受け取ってくれるひとが多く、前回より配りやすいと言ってくれた。それでも、骨の折れる作業なので、労力を惜しまず助けてくれる友人には感謝が尽きない。
僕の選挙ビラを受け取ってくれるだけでも嬉しいが、今日は励ましの言葉をかけてくれた男性がいて、もっと頑張ろうという気持ちになれました。”今回は候補者の数が多くとても大変だと思います。私の一票で結果が変わるものではないかもしれませんが、応援しています” そのように言ってくれた。ほぼ初対面の自分に声をかけるのは勇気が要ることだったに違いないので、しっかりと伝えてくれた時はとても嬉しかったです。
時間ギリギリの19:55で切り上げた。