安倍総理の葬儀が2022年7月12日、執り行われた。東京芝公園の増上寺、喪主は安倍昭恵さん、参列者は1000人を超えたそう。先週までの参議院選挙の選挙中、翌週にはこんな悲惨な事件が起こり日本中が悲しんでいようとは、誰も夢想だにできなかった。世界中の要人が弔問に訪れようと、日本の外務省に問い合わせているようで、対応に追われているそうだ。
僕は7月11日の月曜日、永田町の自民党本部に設置された献花台に花を添えてきた。午後2時に行ったが行列になっていて30分ほど並んだのだが、待っているとき故人の無念を想像すると、やりきれない悲しさに打ちひしがれた。列の前のひとも隣のひともどこも、同じ思いだったのだろうが時折涙をハンカチでぬぐう姿をみる。死んでしまった本人以上に、日本国民にとって無念であったと、同じ思いで並ぶ人々をみて思う。取り返しのつかない無惨な殺され方を許してしまったことに、自責の念をもつ。安倍総理を守ってあげられなかった、このことが今の国民の総意ではないか。