カテゴリー
日誌

1/11

年末からの風邪と、年明けの呼吸困難を自力では克服することができず、結局1週間ほど入院生活をしています。喘息と肺炎の合併症でしたが、おかげさまで全快しました。

僕が病気で伏せっている間にも、日本は大きな災厄に見舞われました。1/1 16:07に起こった最大震度7を観測した地震、令和6年能登半島地震です。

震源に近い奥能登地方では、住宅への損害がほぼ全域に及んでおり、倒壊を免れていても、停電、水道不可、ガス使用できずという状態で、継続的に生活するには難しく、住民は支援物資の食料と水を得ながら、かろうじて生きている状況です。

厳しい寒さに見舞われる1月の震災という時期の悪さも災いして、応急的なライフラインの復旧工事を進めるのがとても難しいと思います。大雪の気象のなかでの工事など想像つきません。被災地で避難所で生活なさっている住民の方々には、もうしばらく耐えていただくしかない心苦しさです。

被災した住家から離れても良いという方は、震災でダメージを受けなかった地域に移って避難生活を送れているようです。

奥能登地方は、都会か田舎かと言われれば、明らかに田舎であり、過疎化の進行や現役世代人口の都市部への流出が起こっている周辺地域です。復興には長期目線での支援が必要です。過疎化などのこの傾向が復興の妨げにならないよう、都市部や中心地域に暮らす人からの働きかけが大事だと思います。

ただし、今すぐ被災地に車で行って、何かすればいいというものではない。被災者自身の生活の基盤すらない現状で、外部からボランティアを名目にやってくる人間を、信用することはできないのではないでしょうか。親戚や友人を励ますためでなければ、今は部外者は被災地に出向かないのが常識的な判断かと思います。一部の政治家やインフルエンサーが売名や話のネタのために押しかける行為、言語道断です。

カテゴリー
日誌

1/1/2024

2024年になりました。

旧年中は大変にお世話になりました。

本年もよろしくお願いいたします。

昨年暮れから風邪をひいてしまい、症状は弱いのにウイルスが増えるスピードが速いタチの悪いやつで、持病の喘息が刺激されて苦しみのなか元日を迎えることになりました。新年が明けた本日も、呼吸がおぼつかず呂律が回ってません。

自分自身の課題を構想力の強化だと定めています。そのための視野を広げようと、昨年の秋頃には関東各地に足を運ぶ機会を増やしました。地元の八王子と、都心からの距離が同じくらい離れてる地域に出向いて比較することで、八王子にないものや、また八王子にある強みについて想いを巡らせました。

スマートフォンで撮る写真が趣味なのですが、特に秋バラの見れるバラ園に足を伸ばしました。Googleマップで検索して行き先を決めるのですが、近いところだと調布市の深大植物園、町田市の野津田公園、遠いところだと練馬区のローズガーデン、小田原市のフラワーパーク、八千代市の京成バラ園などを見てきました。

市営が多いですが、寄付金を募って園を整備する費用に充てて、小さく運営してるバラ園もあり、やりかたは工夫しだいだなと思いました。

八王子市には一般の方が気軽に訪れられる大きなバラ園というのはなく、八王子で育ったひとはバラの花はバラで、一種類しかなく、たくさんの種類があるなんて想像もしたことないひともいるんじゃないかと、様々な品種のバラを撮りながら思っていたのでした。

八王子で育った僕は今の歳になるまで、バラが1,000種類もあり、戦前から日本人の育種家が新たな品種の作出に情熱を注いできた経緯など、まったく知らなかったです。

八王子にバラ園があれば、子どもたちの情操教育にも有効ではないかなぁと、自分自身の教養不足を省みて思いました。

こんなようにして、八王子になかったものが見えてくるので、今は考えや知見を貯めていっています。

気になっているテーマはこまめに表明していきたいと思っています。自分たちで事業化できそうなものはやっていきたいと思いますが、しかし、突然始めるということはないですので、話半分にみてもらえればと思います。