午前は管理人を務める久保山農園にいき、作成した掲示物を貼り替え、芝桜の花壇に生えている雑草を手でとった。3月の今頃はまだ雑草も小さくて取りやすいが、草刈りのシーズン到来を予感させる青さであった。
途中寄ったコンビニのコピー機で、作成したポスターをA3用紙でプリントした。本日の午後に選管に見本として提出するためである。自分でデザインした、お手製のポスター。選挙ビラも両面プリントでA4でプリントした。セブンイレブンは両面プリントで出力できたが、ファミリーマートは両面で印刷するオプションがみつからず、2枚で出てしまい残念だった。僕の名刺も選挙公報もポスターもビラも全部、自分の手でデザインしている。そのへんはデザイン会社に頼んでない分だけ安上がりにやれてる。もっとも慣れてきたら、デザイン会社に注文したいのが本音ではある。
午後は3時から、事前審査、の前の提出物のチェックを選挙管理委員会で受けた。とくに問題は指摘されず、25分後には退出した。出馬に必要な書類は全部揃えて、出られるということだ。いつかは出ようと思っていた。
大学生のときゼミで、先生や友人と卒後の進路を話してる時、飛田君はどうするの?と聞かれて、政治家になります、と答えていた。もっと現実的な進路のこと喋れよって今なら思うが、政治学科だったからか誰も突っ込まず、進路の普通の選択として政治はあった。それが幸か不幸だったかは僕の場合はわからないが、やるべきことを全部やって生きてこれたと、振り返ってみれば思う。大学の時から10年以上経っている。もっと早く出馬していてもよかったかもしれないが、慎重に準備してきたのだ。
昔の自分にもしもメッセージが届くなら聞かせてあげたい。学校卒業してすぐのことではないが、いつかは、政治家になるために実際に挑戦していたよ、ってね。